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発音ガイド / 単語

busyの発音 ── /ˈbɪzi/ を、日本人の口で出すために。

busyは、日本人にとって「ビジー」というカタカナ語の定着が最大の障壁となる単語です。本来は2音節で構成される単語ですが、カタカナの「ビ・ジー」という発音に引きずられ、母音の長短や子音の質が曖昧になりがちです。特に第1音節の/ɪ/を日本語の「イ」と混同して緊張したまま発音してしまうため、shipとsheepの区別が崩れ、音の輪郭がぼやけます。また、第2音節の/z/を無声音の/s/と混同したり、母音を単に引き伸ばすだけで済ませてしまう傾向があります。この語を正しく発音するための核心は、第1音節で口の力を適切に抜き、第2音節の有声音を明瞭に響かせることにあります。カタカナの呪縛を解き、音節ごとの音の質を意識的に切り替える訓練が不可欠です。

意味と用例
形容詞

01忙しい、予定が詰まっている、混雑している

  • I am very busy with my work today.

    ── 今日は仕事でとても忙しいです。

  • The restaurant is always busy on weekends.

    ── そのレストランは週末いつも混雑しています。

  • Sorry, the line is busy right now.

    ── すみません、ただいま電話中です。

動詞

02忙しくさせる、専念させる

  • She busied herself with gardening all afternoon.

    ── 彼女は午後ずっと庭いじりに専念していた。

IPA
/ˈbɪzi/
音節数
2
強勢の位置
第1音節
日本人がよく間違える形
  1. 01 ── 第1音節の/ɪ/を「イ」と張ってしまう

    日本語の「イ」は口を横に引いて緊張させる音ですが、英語の/ɪ/は口の力を抜いて短く出す音です。busyの第1音節でこの力を抜くことができず、緊張した「イ」で発音してしまうと、本来の短母音の性質が失われます。結果として、shipとsheepを区別する感覚が養われず、全体が間延びした印象を与えます。改善には、口の周りの筋肉を緩め、喉の奥から短く音を落とすような意識を持つことが有効です。鏡を見て口角が過度に上がっていないか確認し、脱力した状態で発音する練習を繰り返してください。

  2. 02 ── 第2音節の/z/で声を抜いてしまう

    busyの第2音節に含まれる/z/は有声音であり、喉を震わせる必要があります。しかし、多くの学習者はこの音を無声音の/s/と混同し、声を抜いて発音してしまいます。特に語末に近い位置での/z/は、日本語の音韻体系にないため、無意識に「ス」に近い音に置き換えられがちです。これを修正するには、/z/を発音する際に、舌先を歯茎に近づけつつ、喉に手を当てて確実に振動を感じる練習が効果的です。/z/の音を独立させて長く伸ばし、その後に母音を添えるようにすると、有声音としての質を安定させることができます。

  3. 03 ── 母音を単に引き伸ばして音節を作る

    第2音節の/iː/を、単に前の音を伸ばすだけと捉えると、英語本来の音節構造が崩れます。日本人は/iː/を「イ」の長音と解釈しがちですが、実際には口を横に引き、緊張感を持って音を出す必要があります。この緊張が不足すると、/ɪ/を引き伸ばしただけの曖昧な音になり、ネイティブが発する明瞭な/iː/とは異なる響きになります。改善のためには、第1音節で脱力し、第2音節で一転して口角を横に引き、音の質を切り替える対比を意識してください。音の長さだけでなく、筋肉の緊張度の変化こそが、英語らしいリズムを生む鍵となります。

いま、口に出してみる

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下のマイクを押して、「busy」を一度、声に出してみてください。

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この単語を、マイクに向かって発音してみてください。

今回の単語意識する音
busy
第1音節の/ɪ/を「イ」と張ってしまう

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8章「短い母音、長い母音 ― ship と sheep を分ける

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