scheduleの発音 ── /ˈskedʒʊl/ を、日本人の口で出すために。
scheduleは、日本語のカタカナ語「スケジュール」として定着しているため、無意識に4モーラで発音してしまいがちです。しかし、英語では2音節の単語であり、第1音節に強いアクセントを置く必要があります。日本人が陥りやすい最大の罠は、語頭の/s/の鋭さが欠けることと、語末の/l/が母音を伴って脱落することです。特に語末の/l/は、舌先を上の歯茎にしっかりと押し当てて音を止める動作が不可欠ですが、日本語の音韻体系にはない動きであるため、反射的に省略されてしまいます。この単語を正しく発音するには、音節の境界を意識し、舌の動きを物理的に制御する訓練が求められます。
01予定、計画、時刻表
I have a busy schedule this week.
── 今週は予定が詰まっています。
The train is running behind schedule.
── その電車は予定より遅れています。
02予定する、計画する
We scheduled the meeting for Monday.
── 会議を月曜日に予定しました。
The flight is scheduled to arrive at noon.
── その便は正午に到着する予定です。
- IPA
- /ˈskedʒʊl/
- 音節数
- 2
- 強勢の位置
- 第1音節
01 ── 語頭の/s/で息の鋭さが不足してしまう
語頭の/s/は、舌の側面を上の奥歯にしっかりと押し当て、その隙間から鋭い息を出す必要があります。しかし、日本語の「ス」のように舌を浮かせたまま発音すると、息が拡散してしまい、英語特有の鋭い摩擦音が失われます。改善には、舌の側面を歯に密着させる感覚を意識し、息の通り道を狭く絞り出す練習が有効です。この鋭い入り出しができないと、単語全体がぼやけた印象になり、ネイティブには別の音として認識されるリスクがあります。
02 ── 語末の/l/が脱落し母音が付加される
日本語話者は語末に母音を補う癖があるため、scheduleの/l/を「ル」と発音し、舌先を歯茎に当てずに終わらせてしまう傾向があります。英語の/l/は、舌先を上の歯茎にしっかりと当てて音を遮断する動作が必要です。この動作が抜けると、単語の輪郭が曖昧になります。解決策として、/l/を発音する瞬間に舌先を歯茎の裏に固定し、そこで音を止める感覚を身体に覚え込ませてください。舌を離さずに音を終える意識を持つだけで、発音の明瞭度は劇的に向上します。
03 ── 音節数を無視して4モーラで発音してしまう
カタカナ語の「ス・ケ・ジュー・ル」という4音の感覚が強く残っているため、英語本来の2音節という構造が崩れがちです。特に第2音節の/dʒʊl/の部分を一つの音節として捉えられず、細かく刻んでしまうことでリズムが不自然になります。改善には、第1音節の/sked/にアクセントを置き、残りの/ʒʊl/を素早く滑らかに繋げる意識が必要です。音節の数を意識的に減らし、第1音節の強さを強調することで、英語らしいリズム感が生まれます。
読むだけでは、口の地図は動きません。
下のマイクを押して、「schedule」を一度、声に出してみてください。
この単語を、マイクに向かって発音してみてください。
発音すると、この場で認識結果・スコア・録音履歴・前回比が表示されます。
関連する音
同じ音を含む語
- scheme
- school
- shudder
- shoulder
この音は、この章で扱います
第11章「子音の地図 ― 触れる、こすれる、息になる」
読了 約22分
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