professionalの発音 ── /prəˈfeʃənəl/ を、日本人の口で出すために。
professionalは4音節から成る語ですが、日本人が発音すると「プロフェッショナル」と6モーラに引き伸ばされ、リズムが崩れがちです。最大の難所は第2音節への強勢と、それに続く子音の処理です。特に/f/の摩擦音を/h/音で代用したり、語中の/r/を日本語のラ行で発音したりすることで、英語本来の響きが失われます。また、語末の/l/は日本語にない音であるため、舌先を上の歯茎に固定する動作が省略され、母音を伴って聞こえてしまいます。この語を正しく発音するには、強勢のある音節を核として、子音の摩擦と舌の位置を正確に制御し、音節を圧縮してつなげる意識が不可欠です。
01専門的な、職業の、プロの
She gave a very professional presentation.
── 彼女は非常にプロらしいプレゼンテーションを行った。
You should seek professional advice for this matter.
── この件については専門家のアドバイスを求めるべきだ。
02専門家、プロ
He is a true professional in his field.
── 彼はその分野における真の専門家だ。
- IPA
- /prəˈfeʃənəl/
- 音節数
- 4
- 強勢の位置
- 第2音節
01 ── 強勢位置のズレと母音の曖昧化
professionalの第一強勢は第2音節の/fe/に置かれます。日本人は単語全体を平坦に発音しがちで、強勢が不明瞭になると英語特有のリズムが消滅します。特に強勢のない音節の母音は曖昧な/ə/(シュワ)に収束させる必要がありますが、これを日本語の「ア」や「オ」として明瞭に発音してしまうと、音節数が増え、不自然な響きになります。改善には、強勢のある音節を強く長く出し、それ以外を極限まで短く弱く発音するメリハリの練習が必要です。
語頭の/p/の後の/r/を、舌先を弾く日本語のラ行で代用すると、英語の流音特有の響きが出ません。舌先を浮かせ、舌全体を奥に引く感覚を習得する必要があります。また、/f/は上の前歯を下唇に軽く触れさせて出す無声摩擦音ですが、これを/h/音で代用すると、音の輪郭がぼやけます。下唇を噛むのではなく、歯を当てるという物理的な接触を意識し、息を漏らすことで、明瞭な摩擦音を作り出すことが可能です。
03 ── 語末の/l/が脱落し母音が付加される
語末の/l/は、舌先を上の歯茎にしっかりと押し当てることで音を止めます。日本語話者は語末に母音を添える癖があるため、舌先を歯茎に当てずに音を終わらせてしまい、結果として「ル」のような母音を伴う音に変化します。これを防ぐには、舌先を歯茎に当てた状態で音を止め、そのまま次の単語へ移行する動作を繰り返す練習が有効です。舌を固定する動作を身体に覚え込ませることで、音の脱落を防ぎ、引き締まった発音が可能になります。
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関連する音
同じ音を含む語
- profession
- professor
- process
- promise
この音は、この章で扱います
第15章「単語の中で、音をつなぐ ― 多音節の組み立て」
読了 約22分
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