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発音ガイド / 単語

problemの発音 ── /ˈprɑːbləm/ を、日本人の口で出すために。

problemという単語は、日本人が英語を話す際に直面する「舌の三大関門」であるRとLの音を同時に含んでおり、非常に難易度が高い語です。多くの学習者は、最初のRを日本語のラ行で発音し、語末のLを母音を伴わない子音として処理できず、舌先を歯茎に当てる動作を省略してしまいます。また、第2音節の曖昧母音を明瞭な「ア」と発音することで、本来2音節であるはずの単語が「プロブレム」と4モーラ以上に膨れ上がり、リズムが崩れるのが典型的な失敗です。改善の核心は、Rの音で舌を奥に引き、Lの音で確実に舌先を歯茎に固定することにあります。この二つの異なる舌の動きを瞬時に切り替える訓練が、自然な英語のリズムを習得するための鍵となります。

意味と用例
名詞

問題、課題、難問

  • We need to solve this problem quickly.

    ── 私たちはこの問題を早急に解決する必要があります。

  • That is not a big problem for us.

    ── それは私たちにとって大きな問題ではありません。

IPA
/ˈprɑːbləm/
音節数
2
強勢の位置
第1音節
日本人がよく間違える形
  1. 01 ── Rの音を日本語のラ行で代用してしまう

    多くの日本人は、Rの音を日本語のラ行と同じように、舌先を歯茎に弾いて発音してしまいます。しかし、英語のRは舌先をどこにも触れさせず、舌全体を口の中で奥に引くことで音を作ります。この違いを意識せず、舌先を弾く癖が残っていると、いつまでも日本語訛りの強い発音から抜け出せません。改善するには、まず舌先を浮かせて固定し、喉の奥から響かせる感覚を掴む練習が必要です。鏡を見て舌先が動いていないかを確認し、舌の根元に力を入れる意識を持つことで、R特有の籠もった音を正確に再現できるようになります。

  2. 02 ── 語末のLで舌先が歯茎に届かず脱落する

    日本語は語末が必ず母音で終わる言語であるため、子音だけで終わる単語に慣れていません。そのため、problemの末尾のLを発音する際、舌先を上の歯茎に当てるという動作が反射的に省略され、単なる母音の「ム」で終わってしまうことが多々あります。このLの音を正しく出すには、舌先を上の歯茎の裏にしっかりと押し当て、その状態を維持しながら音を止める必要があります。舌先を当てる動作を意識的に行うことで、音の輪郭がはっきりとし、英語らしい引き締まった響きが得られるようになります。単語の最後で音を投げ出さず、舌でしっかりと蓋をする感覚を養ってください。

  3. 03 ── 第2音節の曖昧母音を明瞭なアで発音する

    第2音節の/l/の後の母音は、曖昧母音の/ə/です。これを明瞭な「ア」と発音してしまうと、音節が強調され、本来の2音節のリズムが崩れてしまいます。日本人は母音をはっきりと発音する傾向があるため、ここでも余計な母音を挿入しがちです。この改善には、第1音節の/prɑː/に強勢を置き、第2音節は力を抜いて極めて短く発音する意識が重要です。第2音節は「音節があるかないか」という程度に軽く流すことで、英語特有の強弱リズムが生まれます。母音をしっかり発音しようとするのではなく、子音のLとMを滑らかに繋ぐことを優先してください。

いま、口に出してみる

読むだけでは、口の地図は動きません。
下のマイクを押して、「problem」を一度、声に出してみてください。

Try it · 音声認識

この単語を、マイクに向かって発音してみてください。

今回の単語意識する音
problem
Rの音を日本語のラ行で代用してしまう

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この音は、この章で扱います

12章「舌の三大関門 ― L、R、TH の2種類

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