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発音ガイド / 単語

planの発音 ── /plæn/ を、日本人の口で出すために。

planはわずか1音節の単語ですが、日本人が発音すると「プラ・ン」のように2モーラや3モーラに膨らんでしまう傾向があります。この語の難しさは、母音/æ/の横に広がる筋肉の動きと、語末の/l/から/n/へ移行する際の舌先の緻密なコントロールにあります。多くの学習者は/æ/を単なる「エ」として処理し、さらに語末の/l/を母音を伴う「ル」で代用してしまいます。その結果、本来の鋭いリズムが失われ、英語特有の音の重なりが消滅してしまいます。正しい発音の核心は、母音で口を横に大きく開き、舌先を歯茎に固定したまま音を完結させることにあります。この一連の動作を1音節の中に凝縮する意識が不可欠です。

意味と用例
名詞

01計画、案、図面

  • We need a better plan for the project.

    ── そのプロジェクトには、より良い計画が必要です。

  • The architect showed us the floor plan.

    ── 建築家が私たちに間取り図を見せてくれました。

動詞

02計画する、予定する

  • I plan to visit my parents next month.

    ── 来月、両親を訪ねる予定です。

  • They are planning a surprise party.

    ── 彼らはサプライズパーティーを計画しています。

IPA
/plæn/
音節数
1
強勢の位置
第1音節
日本人がよく間違える形
  1. 01 ── 語末の/l/が母音化して脱落してしまう

    日本語には語末に子音のみで完結する音韻構造が存在しないため、無意識のうちに「ル」という母音を補ってしまいます。/l/を発音する際は、舌先を上の歯茎の裏にしっかりと押し当て、そこで音を止める必要があります。このとき、舌を離さずにそのまま/n/のポジションへスライドさせる感覚が重要です。舌先が歯茎に届かず空中で止まってしまうと、英語らしい締まりのある響きが失われます。まずは母音を伴わずに舌先を歯茎に当てる練習を繰り返し、音節末の子音を独立させる感覚を養うことが改善への近道です。

  2. 02 ── 母音/æ/が単なる「エ」になりbatと混同する

    planに含まれる/æ/は、日本語の「エ」よりも口を横に大きく開き、顎を少し下げることで生まれる広い母音です。多くの学習者はこの音を「エ」と短絡的に捉えてしまい、batやbetといった他の単語との区別が曖昧になります。/æ/を正しく発音するには、口角を左右に強く引き、舌の中央を低く保つ意識が求められます。この動作が不十分だと、音がこもり、英語特有の明瞭な響きが損なわれます。鏡を見て口の開き具合を確認し、喉の奥からしっかりと響かせる練習を重ねることで、他の母音との明確な差異を耳と筋肉に覚え込ませることが可能です。

  3. 03 ── 音節末の/n/が鼻母音化して曖昧になる

    語末の/n/を発音する際、舌先を歯茎にしっかりと密着させず、鼻から息を抜くだけの曖昧な音になってしまうケースが散見されます。これは日本語の「ん」が持つ拍の感覚に引きずられ、舌の動きが不完全になることが原因です。/n/は舌先で歯茎を塞ぎ、鼻腔から音を共鳴させることで完成します。特にplanのように/l/の直後に/n/が続く場合、舌先の位置を素早く移動させつつ、それぞれの音を独立して響かせる必要があります。舌先を歯茎に当てるという物理的な動作を確実に行うことで、鼻母音化を防ぎ、単語の輪郭をはっきりとさせることができます。

いま、口に出してみる

読むだけでは、口の地図は動きません。
下のマイクを押して、「plan」を一度、声に出してみてください。

Try it · 音声認識

この単語を、マイクに向かって発音してみてください。

今回の単語意識する音
plan
語末の/l/が母音化して脱落してしまう

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本書での位置

この音は、この章で扱います

9章「広い母音 ― bat、bet、but の三角関係

読了 約22

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