necessaryの発音 ── /ˈnesəseri/ を、日本人の口で出すために。
necessaryは4音節の単語ですが、日本人はこれを「ネ・セ・サ・リ・ー」のように5モーラ以上で発音しがちです。特に第2音節の曖昧母音/ə/を明瞭な「サ」と発音してしまうことで、リズムが崩れ、英語本来の強弱が失われます。また、語末の/r/を日本語のラ行で代用することで、音の締まりがなくなります。この単語を攻略する鍵は、第一強勢である第1音節の/ne/にエネルギーを集中させ、続く音節をいかに軽く、速く通過させるかにあります。音節の数を意識し、母音の強弱を明確に分けることで、ネイティブの耳に届く自然なリズムへと改善されます。
必要な、不可欠な、必然的な
It is necessary to complete the report by noon.
── 正午までに報告書を完成させることが必要です。
We have taken all the necessary precautions.
── 私たちは必要なあらゆる予防措置を講じました。
- IPA
- /ˈnesəseri/
- 音節数
- 4
- 強勢の位置
- 第1音節
01 ── 曖昧母音を明瞭な「ア」で発音してしまう
第2音節の/ə/は、口をほとんど開けず、喉の奥から弱く出す音です。日本人はこれをカタカナの「サ」と発音しがちで、これがリズムを阻害する最大の要因となります。改善には、第1音節の/ne/を強く打ち出した後、続く/sə/を脱力して短く添える意識が必要です。母音をはっきりさせないことが、かえって英語らしいリズムを生む近道となります。
02 ── 語末の/r/が日本語のラ行音になる
語末の/ri/において、舌先で歯茎を弾く日本語のラ行音を使ってしまうと、英語の/r/特有の響きが消えてしまいます。正しい/r/は、舌先をどこにも触れさせず、舌全体を少し奥に引いて空間を作ります。舌の側面を上の奥歯に軽く触れさせ、舌先を浮かせたまま音を出す練習を繰り返すことで、こもったような、しかし響きのある/r/の音色を獲得できます。
03 ── 音節末の/n/が鼻母音化して曖昧になる
第1音節の/n/で、舌先がしっかりと歯茎に当たっていないケースが多く見られます。舌先が離れたままだと音が鼻に抜けすぎてしまい、/n/の明瞭な子音としての輪郭が失われます。/n/を発音する際は、舌先を上の歯茎に確実に押し当て、一瞬息を止める感覚を持つことが重要です。子音を丁寧に置くことで、続く母音とのコントラストが際立ち、単語全体の明瞭度が向上します。
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関連する音
同じ音を含む語
- necessity
- necessarily
- unnecessary
- essential
この音は、この章で扱います
第15章「単語の中で、音をつなぐ ― 多音節の組み立て」
読了 約22分
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