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発音ガイド / 単語

comfortableの発音 ── /ˈkʌmftərbl/ を、日本人の口で出すために。

comfortableは、日本人が英語を話す際に最も苦労する「音節の圧縮」と「曖昧母音の処理」が凝縮された単語です。本来は4音節で発音されるべき単語ですが、日本人はこれを「コン・フォ・タ・ブ・ル」のように5〜6モーラに引き伸ばして発音する傾向があります。特に第2音節以降の母音がすべて明瞭な「ア」や「オ」に置き換わってしまうため、英語特有のリズムが崩れ、ネイティブには別の単語のように聞こえてしまいます。この単語を攻略する鍵は、第一強勢以外の音節を極限まで弱め、舌先を歯茎に当てる成節音の処理を正確に行うことにあります。音の脱落を防ぎつつ、強弱のコントラストを明確にすることが、自然な発音への近道です。

意味と用例
形容詞

快適な、心地よい、ゆったりした

  • This chair is very comfortable to sit in.

    ── この椅子は座り心地がとても良いです。

  • I want to find a comfortable pair of shoes for walking.

    ── 歩くために履き心地の良い靴を見つけたいです。

  • We had a comfortable flight to London.

    ── ロンドンまでのフライトは快適でした。

IPA
/ˈkʌmftərbl/
音節数
4
強勢の位置
第1音節
日本人がよく間違える形
  1. 01 ── 第2音節以降の母音が明瞭になりすぎる

    日本人はcomfortableを「コン・フォ・タ・ブ・ル」とすべての音節を均等に発音しがちです。しかし、英語では第一強勢の第1音節以外は極めて短く、曖昧母音/ə/に変化します。特に第2音節の/f/の後の母音は、ほぼ発音されないレベルまで圧縮するのが正解です。これを改善するには、第1音節の/kʌm/に全エネルギーを集中させ、残りの音節は「添えるだけ」という意識でリズムを刻む練習が有効です。母音を一つひとつ丁寧に発音しようとせず、強勢のある音節から次の強勢までを一気に駆け抜ける感覚を身につけましょう。

  2. 02 ── 語末の成節音/l/が母音で終わってしまう

    語末の/bl/の部分で、多くの日本人は「ブル」と母音を補って発音してしまいます。これは日本語の音韻構造が常に母音で終わるため、舌先を歯茎に固定して止めるという動作が反射的に省略されることに起因します。正しい発音では、/b/の直後に舌先を上の歯茎にしっかりと押し当て、そのまま音を止める「成節音」の処理が必要です。舌先を離さずに音を響かせることで、初めて英語らしい締まりのある響きが生まれます。鏡を見て、舌先が確実に歯茎に触れているかを確認しながら、母音を入れない意識で練習を繰り返してください。

  3. 03 ── /f/の摩擦音と/ɜːr/の引き込みが弱い

    comfortableに含まれる/f/は、上の前歯を下唇に軽く当てて空気を出す摩擦音ですが、これを単なる「フ」で代用すると音の輪郭がぼやけます。また、中間の/ɜːr/の音は、舌全体を奥に引き込み、口の中でこもらせるような独特の響きが必要です。日本人はこの音を平坦な「アー」と発音しがちですが、これでは英語特有の深みが出ません。/f/を出す際は下唇をしっかりと使い、/ɜːr/の際には舌の根元を喉の奥に寄せる感覚を意識してください。これらの音を正確に配置することで、単語全体の説得力が格段に向上します。

いま、口に出してみる

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下のマイクを押して、「comfortable」を一度、声に出してみてください。

Try it · 音声認識

この単語を、マイクに向かって発音してみてください。

今回の単語意識する音
comfortable
第2音節以降の母音が明瞭になりすぎる

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この音は、この章で扱います

15章「単語の中で、音をつなぐ ― 多音節の組み立て

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