発音インデックス口英語
発音ガイド / 単語

appleの発音 ── /ˈæpəl/ を、日本人の口で出すために。

appleは、多くの日本人が「アップル」と3モーラで発音してしまう代表的な単語です。しかし、英語の音節構造は2つであり、最初の母音/æ/を「エ」と短く処理し、語末の/l/を母音で補完してしまうことが誤りの核心です。特に/æ/は口を横に大きく開く必要があり、これを曖昧な「エ」で済ませるとbatやbetとの区別がつかなくなります。また、語末の/l/は舌先を上の歯茎に押し当てて止める動作が不可欠ですが、日本語の拍感覚に引きずられ、舌が浮いたまま母音を添えてしまうことで、本来の切れ味が失われます。この単語を正しく響かせるには、母音の横への広がりと、語末の舌の固定という二つの身体的動作を意識的に組み込むことが不可欠です。

意味と用例
名詞

リンゴ, リンゴの木

  • She eats an apple every morning.

    ── 彼女は毎朝リンゴを一つ食べます。

  • The apple tree in the garden is full of fruit.

    ── 庭のリンゴの木が実でいっぱいです。

IPA
/ˈæpəl/
音節数
2
強勢の位置
第1音節
日本人がよく間違える形
  1. 01 ── 母音/æ/が「エ」になりbatと混同してしまう

    appleの最初の音/æ/は、日本語の「エ」よりも口を横に大きく開き、顎を下げて発音する音です。日本人はこの音を「エ」と認識しがちですが、これではbatやbetといった他の単語と音の輪郭が混ざってしまいます。改善の鍵は、鏡を見て口の横への広がりを確認することです。舌の中央を下げ、喉の奥から響かせるように意識すると、日本語の「エ」とは異なる、英語特有の広い母音の響きが得られます。この音を正確に出すことで、単語全体の明瞭度が劇的に向上します。

  2. 02 ── 語末の/l/が脱落し母音で終わってしまう

    英語の/l/は、舌先を上の歯茎にしっかりと押し当てて空気を止める動作を伴います。しかし、日本語は語末が母音で終わる言語であるため、無意識のうちに舌を歯茎に当てず、母音を添えて「アップルゥ」のように発音してしまいます。この脱落を防ぐには、/l/の瞬間に舌先を上の歯茎に固定し、そこで音を一度完全にブロックする感覚を養う必要があります。舌を離さず、そのまま次の動作へ移るか、音を止める練習を繰り返すことで、英語らしい引き締まった語末の響きが完成します。

  3. 03 ── 音節数が2つであることを意識できていない

    appleは/æ//pəl/の2音節から成り立っています。日本人はこれを「ア・ッ・プ・ル」という4つの拍で捉えがちですが、実際には/æ//pəl/の2つの塊を意識することが重要です。特に後半の/pəl/は成節/l/を含んでおり、母音を挟まずに/p/から直接/l/へ移行する感覚が必要です。拍数に縛られず、2つの音節を滑らかにつなぐことで、リズムが安定します。メトロノーム等を使用して、2つの音節の長さを均等に保ちながら発音する練習が、ネイティブのテンポに近づくための近道となります。

いま、口に出してみる

読むだけでは、口の地図は動きません。
下のマイクを押して、「apple」を一度、声に出してみてください。

Try it · 音声認識

この単語を、マイクに向かって発音してみてください。

今回の単語意識する音
apple
母音/æ/が「エ」になりbatと混同してしまう

発音すると、この場で認識結果・スコア・録音履歴・前回比が表示されます。

関連する音・関連する語

同じ音を含む語

  • bat
  • happy
  • cap
  • ant
本書での位置

この音は、この章で扱います

9章「広い母音 ― bat、bet、but の三角関係

読了 約22

章を開く

序章と第1章は、メールアドレスのみで読めます。 第1章を読む

あなたの発音、いま 100 点中、何点でしょうか。
5語・5分の発音診断で、記録します。

発音診断を受ける(無料)

必要なものは、メールアドレスだけ。